一日目 04月30日
自宅---美濃IC---飛騨清見IC---平湯---新穂高8:50---登山センタ---10:03穂高平---11:15白出沢---12:49チビ谷---13:41滝谷---15:10槍平
今日は、土曜日。高速3割引きで飛騨清見そして平湯経由で新穂高へ。新穂高の無料駐車場の一番奥の駐車場は、ほぼ満車。二番目の駐車場に止めました。
滝谷出合いからは、登山道にも雪が目立つ。天候はあまり良くない。14時過ぎには、あられが降ってきた。カッパを着るほどではなかった。
槍平まで、アイゼン・スパッツは付けなかった。冬季小屋には、すでに2パーティー4人が入っていた。今年は雪が少ない。水汲みは苦労しなかった。
夜中、用足しで外に出たら辺りは真っ白。しっかりと足跡が付いた。
小屋は、7月1日から営業。それまでは、冬季小屋が無料で使える。
二日目 05月01日
槍平6:06---14:30槍ヶ岳山荘
4時ごろ、他のパーティーが出発の準備をしだした。昨日登ったので下山すると言う。下山するのならもっとゆっくりすれ良いと思った。
しばらくして、私も朝食の準備する。パッキングして外に出たら、相変わらず細かいあられが降っている。上着のカッパだけ出して着る。
もう6時と言うのに、誰も上に向かっていない。当然トレースは消えている。一生けん歩いているつもりなのだが、時計を見ると、時間ほど進んでいない。
3時間ほどして、後続がやってきた。これでトレースつけないで済むと思ったら、少し上で休憩してしまった。
下山してきた人と出合った。稜線は、凄い風で小屋に留まっている人がいると。視界は殆ど無いと。
稜線の飛騨乗越の案内標識が確認出来なければ下山と決めて、強風に耐えながら登る。もう着いても良いころだが、視界が全然きかない。
少し下り気味になったので、戻ることにした。見える岩を目指して行くと声が聞こえる。よく見ると人が立っていた。近くに寄って、どうしたのかと聞いたら、
3人で来たがはぐれてしまった。乗越で少し待ったが、来ないので探しているところだった。
乗越の位置を教えてもらったら、よく見たら、10mぐらい先に見えた。風が強い、細かい氷と雪が強風に飛ばされて、頬に突き刺さるようで痛い。
やっとの思いで、小屋に着いた。一時は遭難の文字が浮かんだ。