2006年02月24日(金)


黄連
積雪地帯でないと育たない。(雪の無い寒冷地では、枯れてしまう。雪の下は0℃で保温されている。)
雪の下で、12月には華芽が付く。
5℃ぐらいになると地表から現れる。
花は雄花のみの花と雄花・雌花の両方からなる両性花がある。
雄花のみでは果実はつかない。
佐渡・日本海側では、キクバオウレン。(三葉)太平洋側では、キクバより葉が多いセリバオウレンがある。(一葉が三葉に分かれる)
高地ではセイバより葉が多いコセリバオウレンがみられる。(セリバの三葉の一葉がさらに三葉に)

ミツバオウレン・バイカオウレンの違い。

@果実の形状が違う。
  梅花黄連は、黄連と同じ形状の舟形(角が4つ・バナナみたい)
  三つ葉黄連は角が2つ(丸い)
A三つ葉黄連は名のごとく葉は3枚、梅花は5枚(時々4枚もある)
B三葉は梅花より高地に咲いていたが気温の変化で梅花の域に下りてきて葉は、
  三つ葉・花は梅花またその逆も場所によって存在する。
*薬効(根茎)のBerbeine・ベルベリンについては又の機会に。