2006年03月04日(土)


節分草
キンポウゲ科セツブンソウ属
 Eranthis pinnatifida  属名“Eranrhis”は、ギリシャ語の“er”「春」と“anthos”「花」の意味。
雪解けとともに咲く。Er
生息地の環境変化に対する適用力が弱く、環境省のレッドデータブックでも絶滅危惧種に指定されている貴重な植物。
石灰岩地を好む植物で岐阜県内でも各地で見られるが、杉などの植林や園芸用として乱採取され、激減している。
白い花びらのように見える部分はがく片で5枚(時に4〜7枚)ですが、花びらは退化し黄色い密線に変化しているため、ほとんど目立たない。
葯(やく:雄しべで花粉のあるところ)は青紫色です。6月頃地上部分は枯れてしまう。
発芽してから花が咲くまでに3年かかる。
  Eranthis pinnatifida 

郡上市大和町

セツブンソウ