西穂高

梅雨のつかの間の天気を期待して、西穂に出かけた。
夜勤明けで、１１時に外を見たら天気がよさそうなので慌てて支度をして出かけた。平湯峠を上り始めたところで雨。まいっか～今日は小屋までだから。
途中、栃尾温泉の荒神の湯に立ち寄って新穂高の無料駐車場へ。ロープウエーは３０分単位で運行していて３：３０発に乗車、観光客ですぐに一杯になった。
あたり一帯は、ガスで何も見えない。第二ロープウエーに乗り換えて、１６時前に登山口に到着。登山道は、まだ残雪が残り夏道はほとんど出ていない。
１０分ほど歩いた所で、前夜の大雨で踏み後が無くなってしまい、また濃いガスで方向すら分からない。登山者は小生１人。途中２回ほどルートを間違えて
1時間もロスしてしまった。時間も遅く、遭難寸前であった。小屋に１８時前にやっとこさ到着。先客２名のみ。外で休憩していると上高地から１名の登山者が登ってきた。
今日の小屋泊り客は４名になった。食事をしようとした所で、従業員が夕焼けですよと教えてくれて外に飛び出した。笠の左に夕日が沈む所であった。
翌日、４時起床小屋のおにぎりを詰め２５分出発。外は明るく、問題は無い。今日は西穂の先の間ノ岳まで行く予定であったが手前の赤岩岳で折り返した。
稜線にはまったく雪は無く、天候も良く今年初の北アルプス稜線を堪能した。意外と、花は豊富で驚いた。１１時過ぎには雲が出て小屋を去るころには、あたり一面
またもやガスに覆われた。帰りルートは、沢山の登山者により踏み後がしっかりついて迷う事は無かった。