2007年10月06日(土)07日(日)
天候 晴れ メンバー:単独
コブ尾根の頭
間ノ岳
赤岩岳
天狗の頭
畳岩尾根の頭
終わり ありがとう御座いました。
14:30
双六岳・三俣蓮華岳・鷲羽岳
2,860.3m
11:15
2,841m
2,924.2m
一日目
金曜日、会社を定時で退社。帰宅後、天気予報の最終確認。やはり3連休最終日は天候が悪いらしい。
今回の山行は、一泊二日の双六方面とした。食事後、持ち物の確認をして自宅を出る。行きは、せせらぎ街道で
帰りは、高山から高速で帰ることに。新穂高の駐車場に丁度22:00に到着。既に1番奥は満杯、3段目に駐車。
2時過ぎに目が覚め、本当は5時出発予定でしたが、途中で槍の夜明けのシュルエットが見たくて3時に出発。
満天の星の下、登山センターに登山届けを提出して左又の林道を小池新道を目指す。
秩父沢に近づくにつれ、槍のシルエットが近くに見えてくる。途中の尾根で槍が隠れて見えなくなる付近で日の出を待つ。
鏡平に到着したころ、上空は雲に覆われ、今日はダメかと諦めたが、昼前には青空が広がり一安心。
昼前に、双六小屋に到着。少し休憩して双六へ。双六岳の広い尾根から見る槍ヶ岳の勇壮な姿に感動する。
三俣蓮華に続く尾根を進むが、途中の丸山を通過するのに意外と時間がかかった。
三俣蓮華のピークに近づいたら、雷鳥の親子が砂あびをしていた。びっくりしたのか、いそいそとハイマツの中に消えていった。
今日の宿泊小屋、三俣山荘が下に見える。三十分で下れると、先に下って行った人が言っていたが、
背丈ほどのハイマツ帯に入っても中々着かない。休み休み下った事もあって結局、一時間以上かかってしまった。
二日目
朝食は、五時半。五時前から周りで、ガサガサと音がうるさい。小屋では、周囲に気を使って音を立てないでほしい。
パッキングなどは、部屋の外でしてほしいものだ。
食事後、部屋から今日の初め、大天井岳の左から朝日が揚るのをカメラに収める。
外のテーブルに荷物を置いて、地図を開いて今日の行動はと。巻き道経由で双六小屋に行って下ろうかと思っていたら、
同宿の人が、もったいないよ、と言う。たしかにもったいない。迷ったあげく、「今日中に家に着けばいいか」と言いながら
ザックを担ぎながら、小屋の左側の道を、鷲羽岳に向かって歩き始める。高度を上げるにつれて、黒部五郎の全容が見えてくる。
そして、眼下に紅葉が進んだ黒部源流の沢筋。頂上から眺めは、初めて見る世界。南を見れば、北ノ俣・五郎・昨日歩いた稜線
全て見える。北には裏銀座縦走路。遠くに後立山連峰・剣・立山。北に見える山々を見渡しながら、いつ登れるのかな・・・と思いながら、
これから、帰る双六小屋までの道を眺める。今日も長いな〜と思いつつ三俣山荘に到着。
昨日もそうだったが、今日も数人しか双六小屋への道では遭わなかった。三連休なのに静かな山行でした。
双六岳からの槍ヶ岳 歩いている2人は、県警山岳救助隊でした。 |
小生の大先輩、鏡平小屋の永井さん。 35年ぐらい前、白山縦走をした思い出がある。 |
雷鳥の親子。7羽いた。三俣蓮華岳 ハイマツの中に消えていった。 |
5:52 秩父沢付近で、日の出を待つ。 |
6:00 赤く色づいた、ナナカマドの実 |
15:40 やっと着きました。 三俣山荘 |
14:20 三俣蓮華岳 山頂 三俣山荘は眼下に見えるが、遠かった。 |
酒を飲みながら、至福の時が・・・ |
7日12:00 今回の山行は、これで終了。 双六池から、鷲羽岳を望む。 |
裏銀座縦走路 真砂岳方面 鷲羽岳より |
遠くに、後立山連峰が見える。鹿島槍から白馬岳 |
チングルマの綿毛 双六岳・巻き道 |