終わり  ありがとう御座いました。

10:08

今年、三度目の「三方岩岳」。半年の間に三回も登る山は、今回が初めて。
前日の土曜日に行く予定で、出る直前に天気予報を確認したところ、明日の日曜日の方がお出かけ日和の予報。と言う事で日曜日にした。
朝の高速は、¥1,000の影響で交通量は多い。途中、蛭ヶ野SAでガソリン20リットルを補給。(関ICの近くのスタンドは、7時からで入れる事が出来なかった。)
白川郷ICで降りて、白山スーパー林道の料金所へ。駐車場は、料金所の両側に広い駐車場があり、水場・トイレもある。
登山口は、この料金所の左側を流れる白谷沿にある。
準備をしていると、5人のパーティーが来て、運転者は上の駐車場まで先に行って拾って、戻ってくるとの事。いいな〜・・

草が両側から、覆いかぶさって道をふさぐ林道を上流に向かって歩いて行くと、右の尾根に取り付く標識がある。
あまり手入れされていない、自然に任せた急登の登山道が上まで続く。稜線に出て、大休憩。
今日は、新緑の中を歩くのが目的で、頂上まで行く予定はない。三方岩岳の見える、4等三角点(1,471m)までいければ良い。
500mの望遠と100mのマクロを付けた二台のカメラと二人分のお弁当を持って背負って。
稜線からも結構な、登りが続く。東屋に着いて、ここでも大休憩。ブナの原生林から出ている、水場で顔を洗う。
東屋からは、籾糠山・南竜ヶ馬場の眺めが良い。あいにく北アルプスは、雲で見えなかった。
上を見上げれば、陽が見えないぐらい新緑でいっぱいの登山道は、少し暗くて寂しい気がする。
ブナの木も、いつの間にか無くなり、四等三角点のピークは近い。三角点からは、三方岩岳は見えない。少し進んで、下り坂になるところまで行く。
ちょうど12時、倒れた木に座って三方岩岳を眺めながらお昼。遠くでカッコウが鳴いている。ホトトギスも、しかし姿は見えない。
帰り、少し下った所でカミさんが、フモトスミレを見つけてくれた、多分一人だったら見れなかっただろう。ここのフモトスミレは、舌弁にも毛がついていた。
途中、足元の木の根元から二羽の少し大きめの鳥が羽音をたてて、下の方に飛び去っていった。一羽が左の木に止まったようだ。
レンズ越しに確認をすると、アオゲラだった。撮るには遠いが、狙いをつけて連写で撮る。アカゲラも見たが、撮る事は出来なかった。
東屋に着いて、水場で喉を潤す。まだまだ、長い急な下りの道が待っている。落ち葉で滑りやすい道をゆっくりと下って行く。
沢の音が、近くに聞こえてきて、今回の新緑の中の散策は終わった。一週間ぐらい、早いほうが良かったか。葉からこぼれる陽の中を歩くのもいい。
帰りは、高速が10km以上の渋滞情報が入り口に表示されていたので、下道で八幡まで。正解でした。八幡ICから関IC\550でした。
三方岩岳
2009年06月07日(日)
天候 晴 
メンバー;さださ・カミさん    
  6:30関IC---白川郷IC---白山スーパー林道料金所8:15---白谷出合8:33---10:20東屋10:30---12:00 1,471mのピーク12:50---
  14:00東屋14:30---15:20白谷出合---15:35料金所 
スーパー林道の料金所 左右に駐車場があり、左の建物にトイレがある。
石川県側で出ないでUターンして戻れば、片道料金。
駐車場の脇にある、登山道の案内標識
両脇から、覆いかぶさる草の林道
林道の右側にある、登山道の標識。
葉が茂る中を、稜線へ登って行く。
トヨタ白川郷自然学校
世界遺産
東屋近くのブナの原生林
大野郡白川村
1,471mのピーク
四等三角点
三方岩岳 今日は、1,471mのピークまで。
東屋 スーパー林道の駐車場がある。
アオゲラ
カケス 声に特徴があり、すぐ分かるが中々撮る事が出来ない鳥である。
フモトスミレ 下弁にも毛がついたフモトでした。