2010年04月08日(木)・09日(金)
天候;08日晴れ 09日晴
終わり ありがとう御座いました。
早春の笠新道
メンバー;さださ
1日目(08日) 岐阜3:00---5:30登山センター---ニューホタカ6:00---7:04中崎橋7:10---7:22笠新道登山口7:30---13:00テント場
2日目(09日) テント場6:00---7:44林道---9:10ニューホタカ
天気予報で、8日が全国的に晴天域に入ると予報が出てた。7日にはパッキングを完了し、8日の早朝岐阜を出発。
関ICから飛騨清見ICまで高速で、深夜料金で¥1,300。平湯トンネルを抜けたら、厚い雲が垂れ込めていて心配する。
新穂高温泉の登山センターで登山届けを書いて箱に入れる。右又谷林道のゲート前のニューホタカに到着。
今は素泊りのみのため、ホテルの名称を取ったと言う。今日は無人らしい。帰りにはこの宿の温泉に入る予定。
まだ、陽が昇りはじめたばかりで、まだ暗い。雪は、2月に訪れた時より随分少なくなった。ゲートの上の方が雪から出ている。
今日の荷物は、二日分+1日分+非常食1日分総重量25kgで結構重い。夏なら20kg以下なのだが。
途中、休憩しながら笠新道登山口に到着。途中のデブリ越えで時間が取られた。この時期の笠新道付近を登るのは初めてである。
とりあえず、登山口から登ることにした。いきなりの急登。しばらく直登したが、右の方に開けた斜面が見えてきたので、右に右にとルートを取る。
どうやら、これは沢らしい。見晴らしがよくなったが、まだ上部がどうなっているか確認は出来ない。陽が登るにつれて、雪がぬかるんで来る。
8時過ぎには、時々ひざぐらまで埋まる。雪の割れ目も沢山出だした。急登で、雪が多いせいであっちこっちで亀裂がでている。
亀裂が分かるのは迂回すればいいが、気が付かないで、足を踏み入れれば悲惨である。二度ひっくり返った。ひっくり返った時にスパッツをアイゼンで引っ掛けたらしく、
少し破れた。樹林帯の上部に着いて、先を見るとかなりの急登。急登と言うより壁に近い。空身なら問題無そうだが、背の荷物の重量ではとても無理。
荷を置いて、上部の偵察。まだ目的の「杓子平」は、随分先のようだ。雪がやわらかい内にテント場の設営に取り掛かる。
30分ほどで、整地完了。テントもなんなく設営完了。そして雪を溶かして水作り。二泊三日の予定なので、2リットルの水を作る。
まだ時間は早い。目の前の雲一つ無い、槍穂高をテントから首を出して腕枕して、至福の時。夕日が白い峰々を、少し赤く染めて暗くなってきたので食事の準備に掛かる。
昼からテントで山を見ながら、非常食袋に入っている、賞味期限切れになった非常食をつまんでいたのであまり、腹はすいていないが、五目飯と味噌汁を作る。就寝。
12時を回った頃、寒さで目が覚めた。外気温は−15度以下ぐらいか。水タンクに入っている水を沸かして、湯たんぽとして、寝袋の中に。あったか。
用足しで外に出たら、満天の星。すごい!。
翌日、4時に目が覚めた。半月の月が西穂の上に出ていた。今日の天候は、午後から雲が出る予報。思案の結果、今回はここまで。下山する事にした。
一気とは行かないが、樹林帯を通らないで沢を休み休み、下る。登山口から、100mぐらい先に出た。
帰りに車を止めた宿の露天風呂に行って見ると、お湯が止まっていてダメ。仕方が無いので、バス停の市営の無料温泉に行ったら、
なんと、取り壊されて無くなっていた。悲しい〜!。下山届けを出して、仕方が無いので平湯の「平湯の森」まで一走る。
次回は、岩小舎沢から登ってみよう。ナダレが落ちていたら。
6:00
右又林道のゲート
2月の第二土曜日の時には、ゲートは雪の中でした。
穴毛谷 昨年に比べ、雪が少ない。
翌日下山してきたら、4年前に、スキーでナダレに遭い遭難した、
息子の冥福を祈りに、ご両親が来ていました。合掌
中崎橋 ここで休憩。無雪季の時は通過するだけ。
7:04
笠新道登山口に到着。 雪が締まっていて、ワカンは不要。
7:22
登山口からしばらく登ったら、日当たりが良いせいか、
雪が所々解けて無い。
8:18
9:32
右の方にルートを取ったら、見通しの良い場所に出た。沢の様だ。
振り向けば、
西穂高岳そして奥穂高岳・北穂高岳と続く峰々が。
10:07
12:27
急な斜面で、雪が多いのかこんな口を開けた所が所々に現れる。
荷物を置いて、上部を偵察。四つんばいで登りました。
テント場とした所。すぐ下は、転んだら下まで落ちてしまう。
13:00
13:30
整地完了 ピッケルのシャフトに付けるスコップで削った。
テントを設営。 横はぎりぎり。
雪を溶かして、水を作る。なるべく硬くなっている塊を入れる。
テントから、首を出して腕枕をして至福の時。
二日目の朝の奥穂高岳。
5:41
7:44
林道に到着。 沢を下って来たので、早く下山出来た。登山口から100mぐらいの所に下りた。
登山口
良く晴れて、杓子平方面が見える。
8:57
9:10
標高1,146mにある、ニューホタカ;今日は休館でした。
利用する場合は事前にTELしておかないといけない。0578-89-2121
駐車場1日¥500 二人以上の場合素泊り@¥5,000
クリックすると槍・穂高の写真を見ることが出来ます。
鍋・茶碗・包丁・まな板・調理道具は全て調っているので
食材・飲み物だけを持参すれば良い。無料で借りることが出きる。