2010年05月01日(土)・02日(日)
天候;晴れ
メンバー;森本・山本・さださ    

終わり  ありがとう御座いました。

杓子岳(2、812m)

前泊  4月30日 岐阜19:30---関IC---美濃JC---土岐JC---岡谷JC---豊科IC---24:00白馬・猿倉駐車場
1日目 5月01日 猿倉駐車場6:35---7:07双子尾根取付点7:10---9:10小日向のコル9:20---12:00樺平
2日目 5月02日 樺平6:30---8:50ジャンクションピーク9:00---10:30稜線10:50---11:00杓子岳11:10---13:00村営頂上小屋13:10---16:25猿倉山荘

猿倉駐車場に着いた。連休初日だが深夜のせいか何台も止まっていない。テントを張って、かるく宴会をして就寝。
起きて、テントから外へ出ると、辺りが薄っすらと白くなっていた。今回の山行は、双子尾根から杓子岳へのバリエーションルートである。
猿倉山荘を見るのは、42
年ぶり。初めて2、000mを超える山に登ったのが、ここから大雪渓経由の白馬岳でした。
1時間ほど歩いた所で、先の方に堰堤が見える。時間的に、この辺りが取
付点なのだが。地図を出してまわりを確認。
左にルートを取る。しばらく進むと、先に一人登って行く人がいる。追いつくと、彼は小日向のコルから白馬鑓経由で白馬へ縦走をすると言う。
ルートの確認をして、登って行く。風が強い。雪が舞い上がり、時々立ち止まって止むのを待って登る。
小日向のコルは、なだらかな平地で、雪が解けるとミズバショウが咲く池塘になる。ここから双子尾根が始まる。白馬三山の眺めが良い。
気持ちの良い稜線を今日のテント場、樺平を目指して一歩一歩進んで行く。樺平が見下ろせる場所に来て時計を見る。まだ12時。
先に進めたいが、この先は急登などでテントを張る場所は無いだろうし、あっても風があれば吹き飛ばされそうになるだろうから、ここでテントを張ることにする。
一番低い所には、既に2パーティーがテントを張る準備をしている。我々は、少し先の岩陰の所に張ることにした。整地してテントを張って早々と宴会。
19時に就寝。
二日目
昨夜までの風は、陽が上がったら治まった。風が治まらなかったら、下山も考えていた。
早く出発して、凍った雪の壁に取り付くのを避けるために、陽が上がってから出発した。既に3人のパーティーがジャンクションピークに向け登り始めている。
途中で、停滞している。しばらくしてトップが交代して登り始めた。そんなに停滞するほどの急登とは思えない。実際そうだった。
ジャンクションピークには少し広い場所があり、少し進んだ尾根上に2パーティーが張った跡があった。二人用なら大丈夫だ。
先行パーティーが岩場で、また停滞しているのが見える。結果的に、岩場の右側を巻いて先に進んで行った。トレースがあると言う事は、非常に有り難い。
最後の難所は頂上直下を、右に巻いて稜線に出る所。10mたらずだが、アイゼンがやっと突き刺さるトラバスぎみの急登。ピックを突き刺し、左手を雪面に付け
バランスを取りながら進む。稜線に出てホットする。ピークへの道標は、左に見えた。ピークで大休止して、大雪渓への分岐に向かうが、これが大変に長い。
登りの最後かと思えば、未だ先に越さないといけないピーク「丸山」が現れる。村営頂上小屋はまだ閉まっていた。ここで昼食。
大雪渓は、上から見ると結構な急斜面。最初の内は、雪も締まっていたが、じきにグサグサに変わる。猿倉まで悩まされた。
森本は、大雪渓をショートスキーで滑り降りていった。しかし途中の急斜面で履き替え、傾斜がゆるくなった所でまたスキーに履き替え、滑り降りていった。
大雪渓での下りは、アイゼンは不要でした。

5月01日の猿倉駐車場 だいぶ増えてきた。

6:33

猿倉駐車場の入り口 雪の壁でした。

6:35

42年ぶりの猿倉山荘

6:39

正面の沢は、長走沢(ながしり) ルートは左に取る。

7:50

小日向のコルに向けて登って行く。
風が強く、雪が舞い上がり、時々立ち止まって、止むのを待つ。

8:28

9:10

小日向山(1907.6m)を左に見て、コルに到着。

11:16

4人のパーティーに追い抜かれる。樺平のテント場は近い。
一番右の山が、ジャンクションピーク。その左が杓子岳。

樺平に到着。 テントは少し上に登った所に張ることにした。

12:00

写真をクリックして下さい。

テント場の整地 風の通り道で、夜中強風で飛ばされそうになった。

12:18

出発前の一枚 陽が上がってきて風も治まった。。

6:21

二日目

風も治まり、さあ〜出発。

6:56

ジャンクションピークへの登り

7:30

ジャンクションピークへは、左の岩の右を巻いて向こう側に出る。
トラバス気味で気持ちが悪かった。

8:12

ジャンクションピークへの登り かなり辛い登りが続く。

8:26

やっと、ピークが目の前に迫る。右側を巻いて稜線に出る。

9:32

稜線に出て、一枚 「白馬岳」

10:34

山本 最後の一歩。

10:52

11:00

山頂で一枚 バックは、鑓ヶ岳

大雪渓への下り

13:09

大雪渓への下り

13:39

11:00

樺平に次のパーティが到着している