終わり  ありがとう御座いました。

先週に引き続いて今期二度目の八ヶ岳花山行。先週のメインは、オオヤマノエンドウなど、今回は「「ヤツガタケキスミレ」・「コマクサ」
先週は、まだヤツガタケキスミレ・コマクサは蕾が多く、今回は咲いている花を狙って再度の花山行を計画した。

1日目
今回も、先週と同じルートで行くことにしたが、天候がイマイチ。北沢・堰堤広場あたりで、雨が時々落ちてくる天候。
下山してくる人たちとすれ違う。稜線は強風で縦走を諦めて下山して来たと言う。
赤石鉱泉小屋に着いて、しばらく様子を見る。濃い霧に辺りは包まれている。雨は大したことは無いようだが、行者小屋まで行くのに気が進まない。
一度、ここの風呂に入ってみたいと思っていたので、今日はこの小屋で素泊りと決めた。¥6,000
小屋の中は、綺麗でトイレも綺麗で強力な換気扇が回っていた。今日の宿泊者は10名ほど。10人は十分に入れる部屋に5人、贅沢に布団を引く。

炊事場も中にあり有り難い。風呂は準備中となっていたが、見学で見てみた。男女別で二つあって木の風呂。
今日は宿泊者が少ないせいか、4時から5時までが女性・5時から6時までは男性で交代で一つの風呂を使う。
風呂上がりのビールは美味い。自炊は、我々だけだったので、道具はテーブルの上に、整理して置いて、寝床へ。
2日目
4時ごろ人の動きで目が覚めたが、しばらく布団の中で夢うつつ。朝食を済ませて、必要のない荷物は乾燥室の棚にデポ。
天気は、高曇り。稜線には雲はかかっていない。今日の予定は、硫黄岳--横岳--地蔵尾根経由で戻るコースで行く。
硫黄岳へ行く赤岩の頭までは、樹林帯の中を歩く。稜線に出たら、風がある。花の撮影にはイヤな風である。
硫黄岳山荘周辺で、コマクサ・ウルップソウを探したが、この辺りではあまり見ることは出来なかった。しばらく見渡して横岳へ。
やはり、横岳周辺には花が沢山咲いていた。でもコマクサは、まだ蕾の株が多い。
「ウルップソウ」の群落にはオオ〜であった。ヤツガタケキスミレも地面に小さな花をつけていた。
地蔵の頭から地蔵尾根を下り、一時間ほどで行者小屋に到着。鉱泉小屋まで15分と書いてあったが少し疑問。
朝の計画より早く鉱泉小屋に着いた。狙う花の種類が少なかったからか。そしてデポした荷物をザックに入れて昨日登ってきた北沢を下る。
昨日は天候が悪く、沢の淵の岩場に咲いている「ホソバノコゴメグサ」を最後に撮影。
堰堤広場からは、いやな林道の下り。ひたすら登山口の美濃戸山荘へ。山荘の水場の冷たい水を飲んで無事終了した。

 13日 7:00岐阜---関IC---美濃JT---土岐JT---諏訪南IC---10:20美濃戸・赤岳山荘P10:37---10:50美濃戸山荘---北沢経由---
       13:25赤石鉱泉小屋・素泊り
 14日 赤石鉱泉小屋5:03---6:27赤岩の頭---7:04硫黄岳7:15---7:46硫黄岳山荘---9:03横岳9:15---10:03三又峰---11:26地蔵の頭---
      12:18行者小屋12:25---12:35中山乗越---12:58赤石鉱泉小屋13:25---北沢---14:52美濃戸山荘---ヒルサイドホテル富士見・日帰温泉¥600
 

先週の記録
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今日は、小生の愛車で。
下を擦らないようにゆっくりと登ってきた。二人までは大丈夫。
10:36
11:55
北沢 堰堤広場から登山道へ
12:26
北沢の流れ
13:25
赤岳鉱泉に到着。深い霧に包まれていた。
行者小屋のテン場に行く予定でしたが、
ここで素泊り。
赤岳鉱泉小屋の食堂
自炊場
6:27
赤岩の頭
7:04
硫黄岳山頂
爆裂火口
7:46
硫黄岳山荘
オウレン小屋から登ってきた高校生
9:03
横岳山頂
10:03
11:26
地蔵の頭
12:18
行者小屋に到着
12:34
中山乗越
12:58
赤岳鉱泉小屋に戻って来ました。
14:52
八ヶ岳登山口
赤岳
帰りに寄った店で。
諏訪南ICの信号の対面にある食堂「美月」 冷し中華風日本そば こしがあって、具も沢山。先週も寄って食べた。
Tel;0266-62-8317
八ヶ岳で見た、花々
イブキジャコウソウ
イワウメ
イワヒゲ
ウルップソウ
キバナシャクナゲ
キバナノヤマオダマキ
クモマナズナ
コケモモ
コバノコゴメグサ
コマクサ
ダイコンソウ
タカネヒゴダイ
チョウノスケソウ
ツガザクラ
テガタチドリ
ハクサンイチゲ
ミヤマオダマキ
ミヤマキンバイ
ミヤマシオガマ
ミヤマツメクサ
ヤツガタケキスミレ
売店と風呂場の入り口
風呂 熱ければコックを開いて鉱泉を入れる。
ぬるければ、タイマーをまわして着火。
朝の赤岳
硫黄岳・横岳花山行
八ヶ岳
2009年07月13日(月)〜14日(火)
天候 曇り時々晴れ
メンバー;さださ・Kさん 
6:18
三又峰